2010年04月20日

「子供を想う母の悲しみ知った」 苦闘が生んだ脱北者映画、17日から上映(産経新聞)

 脱北者の悲劇を描いた韓国映画「クロッシング」が17日から日本全国で上映される。韓国公開後、米韓で複数の映画賞に輝いたが、脱北者に対する韓国社会の無理解から、完成までは苦闘の連続だった。北の真実を追い求めた監督は制作のさなか、日本人拉致被害者の帰国を信じ続ける母の愛を知ることになる。(桜井紀雄)

  [フォト]厳しい強制労働のなか、うるおいの雨を全身で受け止める主人公ら

 「子供を思う母の悲しみの大きさを知った」。クロッシングの金(キム)泰均(テギュン)監督(49)は、拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(74)の言葉を知ったときの思いをそう振り返った。

 自分自身、脱北者や拉致問題には無関心だった。道に落ちたウドンを泥水ですすいで食べる北朝鮮の子供のテレビ映像を目にし、そんな自分が恥ずかしく、北朝鮮住民の本当の姿に迫ろうとメガホンをとった。

 だが、当時は親北政策をとる韓国政権のもと、北を刺激する脱北者問題への取り組みに批判的な人々が多かった。「SF(空想科学)映画を撮るつもりか。脱北者の話なんてウソだ」と皮肉る友人もいた。「だからこそリアリティーにこだわった」。政府から圧力をかけられかねず、秘密裏に撮影を進めた。

 3年かけ、約100人の脱北者に取材した。助監督をはじめ40人近い脱北者が制作にかかわり、脱北者が「違う」といえばすぐにシーンを撮り直した。価値観が全く異なる脱北者スタッフとの衝突もあった。

 北朝鮮に関する資料を読みあさるうち、新聞記事でめぐみさんの帰国を訴え続ける早紀江さんの言葉に目を止めた。「事件として拉致を知っていてもこれまで痛みまで感じようとしなかった」。南北分断で父以外の子供らと生き別れになったことを悲しみ続けた自分の祖母に重なった。「無関心が悲劇を放置している」と制作への意欲を高めた。

 映画は脱北した父親と生き別れになった11歳の少年を中心に描いた。別れたまま少年が死ぬという悲劇で終わる。「ハッピーエンドにした方が売れることは分かっている。でも今も国境をさまよい、消息も伝わらないまま死んでいく無数の脱北者の悲劇が終わっていない事実を伝えたかった」からだという。

 試写を見た早紀江さんは「いまも助けを求めている娘たちと重なってつらかった。拉致被害者を含め、別離で苦しむ人がたくさんいる。悲しいが、北朝鮮で何が起きているのか真実を描いたすばらしい映画で、多くの人に見てほしい」と語った。

     ◇

 「クロッシング」は17日から東京・渋谷の「ユーロスペース」などで上映される。

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2010年04月16日

村本さん死亡 無言の帰国…「悲しみはあまりにも大きく」(毎日新聞)

 タイで10日発生したタクシン元首相派のデモ隊と治安部隊との衝突で死亡したロイター通信日本支局の日本人カメラマン、村本博之さん(43)の遺体が13日、バンコク発の日本航空機で成田国際空港に到着した。

 村本さんのひつぎを納めたコンテナが機内から降ろされると、日航の地上職員が白い布で丁寧に覆った後、白ユリの花束を手向けた。職員らは黙とうをささげ、ひつぎを載せた車両を見送った。

 同じ便では、同僚で15年来の友人でもあるオリビエ・ファーブルさん(42)が村本さんが死の直前まで使用していたテレビカメラを携えて帰国。妻恵美子さんの「悲しみはあまりにも大きく、うまく言葉にすることはできませんが、2人の娘の母として気持ちを引き締めなければならないと思っています」とのコメントを代読した。 

 また、村本さんの遺体を乗せた車は午後7時40分ごろ、検視のため東京都練馬区の警視庁石神井署に入った。パトカーに先導された車を署員13人が敬礼して迎えた。同署によると、検視後は14日朝に東大病院に搬送し司法解剖する。【斎川瞳、馬場直子】

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2010年04月12日

「なぜ差し戻し」「無罪に光」=弁護団、最高裁決定に表情複雑−名張毒ぶどう酒事件(時事通信)

 「なぜ差し戻しなのか」。名張毒ぶどう酒事件で、最高裁が審理を名古屋高裁に差し戻す決定をしたのを受け、鈴木泉弁護団長は6日午後、名古屋市内で記者会見し、戸惑いの表情で語った。
 奥西勝死刑囚(84)の年齢から考えて、最後と位置付けられる7度目の再審請求。同弁護団長は「この段階で再審開始決定があってしかるべきではないか」と悔しそうな表情を見せた。一方で「再審無罪に向け、光が差し込んだ」とも話し、再審開始決定に望みを託した。
 鈴木弁護団長は同日、愛知県一宮市の事務所で、決定書を受け取った。その瞬間、「再審開始決定だ」と感じたという。しかし、封筒を開けた際、飛び込んできたのは「差し戻し」の文字だった。
 「(奥西死刑囚は)40年以上にわたり身柄を拘束され、死刑の恐怖にさらされている。再審開始決定をして、再審公判で足りない部分を審理しても良かったのでは。むしろそうあってほしかった」と訴えた。
 それでも、最後には「再審開始を勝ち取るべく全力を挙げる」と言葉に力を込めた。 

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